(一). MP4対応の新型DVDプレーヤーを見つけて利用する
映像、音楽、写真ファイルをディスクに書き込まなくても、USBメモリーに保存するだけで簡単に再生できるのは、MP4対応の新型DVDプレーヤーの最大な特徴です。
楽天市場にアクセスして、「DVDプレーヤーMP4再生」というキーワードで検索すると、想像以上豊富な機種が表示されます。ブランド、価格、仕様、特長によってそれぞれ異なっています。安ければ、4000円ぐらいでも入手可能。一方、高価モデルはほぼ5万円かかります。
安ければ欲しいと思う人は多くいるようだが、高価格で選ばれるものには、やはりそれだけの理由があります。機能性や使いやすさ、安定性といった大切なポイントはもちろん、有名な人気のブランドとしてもプラスになって高く評価されます。
基本的には、価格帯が1万円ぐらいの機種で十分と思います。
ところで、具体的にどうやってこの新型DVDプレーヤーでMP4を再生するか。
以上言った通り、MP4ファイルをこのDVDプレーヤーで再生するために、USBメモリーや外付けハードディスクが必要です。
まず、再生したいMP4ファイルをUSBメモリー(外付けハードディスクも可能)へ取り込みます。
そして、このUSBメモリーをMP4対応のDVDプレーヤーに接続すれば再生できるようになります。
これで、超簡単にMP4をDVDプレイヤーで見ることを実現できます。
たたし、MP4対応DVDプレーヤーの機種によって、MP4ファイルの解像度において制限があります。普通のDVD映像は720 * 576で保存されるので、再生したいMP4ファイルも720 * 576の解像度ではなければDVDプレーヤーで再生できません。
変更することができます。
それに、解像度の調整はもちろん、カット、圧縮、フィルタ・エフェクト、色相・彩度・明度・ガンマ・色調補正、フォーマット変換、クロッピング、画面回転 /反転、動画連結、字幕検索と追加、音声入れ替え、フレームレートの変更、音声抽出、複数のクリップ作成など、動画編集ソフトに求められる必要な機能を一通り搭載しています。
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(二).従来のDVDプレーヤーで再生できるようにMP4をDVDへ書き込みます
余分のお金かかってMP4対応の新型DVDプレーヤーに手を出せない人は結構いるそうです。それに対して、MP4を標準的なDVDビデオ形式に変換し、そのデータをDVDに焼き付けるしかないです。さて、次の内容に進みます。
(1)従来のDVDプレーヤーで見れる形式
従来のDVDプレイヤーが必ず再生出来るのはDVD-Video形式で保存された動画ファイルだけです。
DVD-Videoとは、DVDフォーラムで制定されたDVDに複数の映像、音声、字幕を記録するアプリケーションフォーマット(規格)です。
DVD-Videodeでは、映像データの圧縮方式としてMPEG-2を、音声データの圧縮方式としてAC-3(ドルビーデジタル)などを採用しているので、VHS方式のビデオよりも高画質、音楽用CDよりも高音質であり、大容量であることを活かした字幕や音声切替、マルチアングルといった機能を盛り込むことが可能となっています。
それにより、MP4ファイルをDVD-Video形式へ変換してDVDに焼くのは唯一の対策です。
(2)MP4 DVD書き込みフリーソフトをピックアップして紹介
MP4ファイルをDVDプレーヤーで見れる形式DVD-Videoへ変換してDVDに保存したい場合、第三者のMP4 DVD書き込みソフトが必要です。
「高額な書き込みソフトを購入したくないですが、できるだけ無料なものを教えてください」というような声が圧倒的に多いので、以下は最もよく使われている人気なMP4 DVD書き込みフリーソフトを紹介します。
Mac用MP4 DVD書き込みフリーソフト5選↓↓↓
・Burn
・SimplyBurns
・FirestarterFX
・Express Burn
・DVD Creator
Windows用MP4 DVD書き込みフリーソフト5選↓↓↓
・DVD Flick
・ImgBurn
・BurnAware Free
・DVDStyler
・Power2Go
以上のMP4 DVD書き込みフリーソフトのいずれも、ぞれぞれのメリットとデメリットがあります。使いやすさ、機能性、操作性、安定性を考えて、Macの場合、Burnをおすすめしたいです。一方、Windowsの場合、おそらくDVDFlickはベストな選択肢ではないでしょうか。
Burn(バーン)とは、シンプルな操作でDVDやCDが作成できる、無料のDVD・CDライティングツールです。動画や音楽ファイルから新たなDVD作成が簡単に行えます。出力可能なビデオフォーマットにはVCD、SVCD、DVD−Video、DivXがあります。MP4をDVDプレイヤーで見るために、出力フォーマットでDVD−Videoを選択すれば良いです。
DVD Flick(ディーブイディーフリック)とは、さまざまなフォーマットの動画をDVDビデオに変換し、スタンドアローンのDVDプレーヤで再生可能にすることを目的とするツールです。MP4は言うまでもなく、AVI、WMV、 MPG、FLV、MKVなどを含め、ほとんどの動画ファイルを素材として使えるところが最大の特徴。
(3)MP4をDVDへ書き込むには具体的なやり方
Burnを利用してMac でMP4をDVDへ書き込む方法
step1:BurnをMacにダウンロードとインストール後、起動します。
step2:MP4をDVDへ書き込む前に、いくつかの設定が必要です。
@.ホーム画面で「ビデオ」タブを押し、右上にあるコンボボックスから「DVD-Video」を選びます。
A. Burnメニューの「環境設定」から「ビデオ」を選択する。ここでは、「一般」タブで、「地域」を「PAL」から「NTSC」に切り替えます。
B. 「一般」タブの隣にある「DVD」を選択します。この画面で、「MPEG2エンコードを強制する」のチェックボックスにチェックを入れます。また、複数のMP4ファイルを焼きこみたいときは、「DVDテーマを使用」を選びます。
step3:DVDに書き込みたいMP4ファイルをBurnアプリウィンドウへドラッグアンドドロップします。
step4:「互換性の無いファイルmpgにそのファイルを変換しますか?」というポップアップのメッセージウィンドウが表示されると、「変換」をタップします。
step5:ファイルの読み込みが完了すると、「ディスクの作成」ボタンを押します。こうして、Mac でMP4をDVDへ書き込む作業が開始します。
DVD Flickを使ってWindows でMP4をDVDへ書き込む方法
step1:DVD FlickをWindowsにダウンロードとインストール後、立ち上げます。
step2:メイン画面で「タイトル追加」をタップして、対象のMP4ファイルをDVD Flickに取り込みます。ちなみに、MP4ファイルをソフトの指定した領域にドラッグ&ドロップするだけで読み込みもできます。
step3:お好きのように、読み込まれるたファイルを自在に編集することができる。もちろん、デフォルトのままでも大丈夫です。
step4:ソフトの下部にある「参照」アイコンをクリックして、出力ファイルを保存用のフォルダを指定する。
step5:ソフトの上部にある「DVD作成」をクリックして、MP4をDVDへのエンコード中を開始する。エンコードプロセスが終わったら、常にDVD Flickと連携して使われるImgBurn(DVDメディア書込み専用のソフト)が自動的にエンコードされたファイルをDVD-Rに書き込んでくれます。
※入力のMP4ファイル名、「プロジェクトの出力先フォルダ」名のいずれも、必ず「半角英数字」の状態で編集してください。 日本語文字が含まれると、この後の処理でエラー(「エンコードエラー等」)になり、処理が中断します。
(三)MP4をDVDへ書き込む際によく起こる不具合と対策
ちゃんとMP4をDVD-Video 形式に変換してDVDに書き込んだのに、お使いのDVDプレーヤーで再生できないことも時に発生してしまいます。以下はよく見れらる理由と解決策を簡単に解説します。
(一)NTSC ではなく、PALでMP4をDVDに書き込む
動画ファイルをDVDビデオにする際に、NTSCとPALの2種類の映像形式が選択できます。日本製DVDプレーヤーの大半はPAL方式に対応していないので、念のため、NTSCで書き込んだかと確認してください。
(二)焼いたDVDのオーディオコーデックは互換性の問題がある
MP4に採用されるオーディオコーデックはAAC、HE-AAC、MP3、MP2、MP1、MPEG-4 ALS、TwinVQ、CELP(QCELPとは異なるので注意)など様々あります。一方、DVD-Videoの音声規格はLPCM、AC3の2つだけです。そこでMP4をDVD-Video変換する時、オーディオコーデックをLPCM、AC3に変更しないと、作成したディスクがDVDプレーヤーに読み込めなくなります。
これで、MP4をDVDプレイヤーで見る方法、および MP4 DVD書き込みフリーソフトの紹介は完了。ご参考いただければ幸いです。