(1)動画→DVD
- 前提:手持ちのスマートフォンから、一眼レフ、ミラーレス、コンデジ、アクションカム、ビデオカメラ、ドローンまでの端末で撮影した映像や、TwitterやインスタグラムなどのSNS及び他の動画サイトからダウンロードした動画などDVDへ焼きたい人は結構いるらしいです。
状況@
動画素材によって同じ機種でも撮影の画質もかなり違っています。例えば、昼間に手持ちで撮影していたカメラのプログラムオートの状態のまま夜景を撮っても、ほぼ確実に画質劣化が起きます。そして、元動画の画質は悪ければ、DVDへ焼いても、基本的にはそれ以上良くする事はできません。
→それにおいて、元動画の画質は極重要です。できれば、高画質の元動画を作成してDVDへ焼いてください。
状況A
現在のスマホやビデオカメラで撮影した映像は、標準解像度から最大8K/4Kの解像度に達します。4K解像度は水平3840画素×垂直2160画素、総画素数・約829万画素に達します。ところで、DVDの解像度は720×480が一般的で、約35万画素です。
具体的な対比は以下の通り、
種類 |
解像度 |
画素 |
8K |
7,680×4,320 |
3,300万 |
4K |
3,840×2,160 |
829万 |
2K |
2,560×1,440 |
368万 |
フルHD |
1,920×1,080 |
207万 |
HD(ハイビジョン) |
1,280×720 |
92万 |
SD(標準) |
720×480 |
35万 |
DVD |
720×480 |
35万 |
BD |
1920×1080 |
207万 |
√
ヒント
- 画面解像度が高ければ、たくさんの画素(ピクセル)で映像を描写することになり、こまかな部分まできれいに表示することができます。
高解像度のソース動画を編集する時は、あくまでもハイビジョン画質で作成しておき、DVD書き込み時にDVDの解像度である720×480サイズに変換を行います。(オーサリングソフトが勝手に行います)。言い換えれば、DVDに動画を焼くとどれだけ高画質で撮っていても、必ず480Pまで落ちると思っても良いです。
画質を重視している方には、DVDより5倍以上の画素を持つBDをおすすめしたいです。動画をブルーレイディスクへ焼ければ、間違いなくもっと高画質でできますよ。
(2)動画→DVD とDVD→DVDのいずれも
状況B
書き込みソフト性能不足が原因でDVD焼く画質劣化が発生することも多いです。ネットから動画の画質を落とさずにDVDへ書き込み可能って書いたソフトは少なくないですが、実際のところ、がっかりさせるものがほぼ90%を超えています。例えば、ヤフー智恵袋で以下のような文句が投稿されました。
「ビデオスタジオでDVDを焼くと、画質の劣化があまりにもひどいです。」
「ネットの口コミを見てTMPGEnc Authoringを試してみましたが画質が劣化しすぎました。」
勿論、DVDからDVDへ焼く作業にも、書き込みソフトの性能に関わっています。いずれにせよ、DVD焼く画質落ちる問題を解消するために、優秀なDVD高画質書き込みソフトが必備。
状況C
お使いのPCのスペックも重要な一環です。ハイスペックなら問題ないですが、低スペックの場合、DVDを焼く中に、パソコンの動作はサクサクして、DVDへの焼く時間もかかりすぎます。それはさておいて、最悪のはある程度の画質劣化が予想できます。